♪Andalucia

2007年11月07日00:38スペインの絶景-6 フリヒリアナ
ここは甘いワイングラスが有名で、小さなボトルで買うこともできるのだという。
自分用にも友人用にも買ってみたいと思って来た。
高台を目指す途中で、ワインショップの前を通ってみた。
朝早いからか、日曜日ならなのか、まだ開いてなかった。
どっちの答えか、帰りに通ってみれば分かることだ。

私のイメージでは、白い壁が強い太陽光線太陽を跳ね返し、青い空に映えて輝く街だった。
原色の世界に、日に焼けた肌の人々、鮮やかな花々ハイビスカス、活気ある笑い声ダンス
そういう期待を持って、わざわざタクシー車に乗ってまで来たのだった。
坂道を登りながら自分の意思を確認していたが、少し私の期待とは違うものだった。
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その日は晴れ太陽ていたが、原色よりも淡色に近い色をした空だった。
日曜の早朝のせいか、住民も観光客もまばらな感じで、坂道をすれ違う人などいない。
壁を飾る花は太陽を浴びすぎて、少し色が抜けたようになっているように見えた。
それでも自分のイメージを求めて、絶景を求めて、ひたすら坂道を登った。

そして、辿りついた高台で見えたものは・・・
私の期待を少し割り引いて、でも、登った甲斐は間違いなくあった風景だった。
img20071107.jpg


伊勢丹フランス展が始まります。芸術の秋びっくり、食欲の秋はてなびっくり
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2007年10月29日00:04スペインの絶景-5 フリヒリアナ
スペイン、アンダルシア地方
強い日差し太陽と真っ青な空日の出、白い建物家が世界一似合う場所だと思う。

そういうものがごく自然に在る、いわゆる”白い村Pueblos Blancos”の中から
私が選んだのは、有名なミハス、カサレスではなく”フリヒリアナ”

”ヨーロッパのバルコニー”で有名なネルハからバスバスで20分ほどのところにその白い村はあるという。
しかしせっかく手に入れた時刻表は一時間に一本程度しかなく、今日中にアルハンブラ宮殿に向かう私は、
早朝、バスバスを待たずにタクシー車で行くことにした。

山間ともいえるルートを走ると、10分くらいで着いた。
タクシーの運転手さん曰く”ここが中心地”というところでタクシーを降ろされたものの、
人気もほとんどない坂の途中で、果たしてどこがメインストリートなのか。
img20071029_1.jpg

観光マップの表示を見ても、ここに行け、という名所らしきものがはっきりと見つけられない。
こういう時は、と、眺めの良さそうなところを目指して、高台に登るに限るのだ。
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新宿高島屋スペイン展は思ったよりもすいていて、試食した中から一番美味しいイベリコブタと、ワイン漬けのヤギのチーズを買いました。次のねらい目は伊勢丹フランス展びっくり
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2007年08月22日06:42スペインの絶景-2 港街カディスの夕日
二番手にあげるべきはやはり夕暮れ時。
それも”夕暮れ夕日×海大波”という、絶景の要素そろい踏み。

港町のカディスを海沿いに散歩していたらいつの間にか日が暮れていた。
途中でしつこいスペイン人の親父に付けまわされたのも、多少影響あった。
観光名所であるカテドラルや、眺めの良いタビラの塔を十分に楽しんだ後だった。
歩き回ってお腹がすき始めた頃、カテドラルが金色の帯びて、
海からの西日が長い影を作り始める。

サングラスをして、その光の方向に、海沿いの歩道を歩くこと30分。
太陽は、半島から更に伸びている小島に向かって、沈んで行くようだった。
終着点は、はるか一キロ以上は先にあるように見える。
十分に歩き回って私の足は棒の様なのに、まるで光に吸い込まれるような感覚で、歩き出していた。
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トルコまであと二日!!
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2007年08月17日00:24スペインの絶景-1 アルハンブラ宮殿
スペインでは見事な景色や、じ~んと感動せずにはいられない造形美にたくさん出合った。
既に書いたガウディの作品を除いたとしても、両手では足りない程ある。

まず私があげるべき筆頭は、無難中の無難、そして、本命中の本命、
『アルハンブラ宮殿』である。
それも宮殿の向かいにあるアルバイシンの丘からみる夕焼け時に赤く燃えるような情景が、まさしく絶景なのだと、
かの旅心を思いっきり刺激するテレビ番組『世界の絶景100選』 
http://www.fujitv.co.jp/zekkei100/05/zekkei05.html
でやっていたので、日没時間を計りながらの宮殿巡りだった。

メインの観光を終えて、アルハンブラ宮殿の下のヌエバ広場からバスバスに乗り、アルバイシン地区へ。
同じような目的の観光客が多く、バスの運転手さんも心得たものだった。
くねくねと細い坂道を登り、小さなバスが行く。
アルバイシン地区に入ると明かりが少なくなり、宵を感じるようになって来た。
車中で沈み行く太陽夕日をぐいっと引き寄せたい思いに駆られていた。

サン・ニコラス教会の下に着くと、上の方が騒がしいので、見晴し台ある方向は直に分かった。
時間は既に20時を回っていた。
いわゆる”夕焼け”を過ぎてしまっていたが、音楽を奏でる譜面もの、飲んでいるジョッキもの、もちろんカップルリボンも、たくさんの人々が、それぞれのアルハンブラ宮殿の絶景を楽しんでいた。
もちろん私も。
と言いたいのだが、何しろ人、人、人ばかりで、宮殿の全景を臨む位置にたどり着くのにしばらくかかった。

でも待った甲斐があったびっくり来た甲斐があったびっくりびっくり
夕焼けを過ぎていても、なんといっても、絶景中の絶景なのだからラブ
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スペインもいいけど、トルコまであと一週間
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2007年06月22日00:33スペインのお泊りどころ-8 Parador real de la alhambra 
部屋の造りは古めかしくもしっかりしていて、木の色そのもの、こげ茶色の落ち着いた色調だった。
テレビは、観音開きのボードにしまいこまれていて、部屋の美観を損ねないようになっていた。
img20070622.jpg

部屋を探索すると、ホテルの案内と一緒に、アルハンブラ宮殿の絵が数枚差し込まれた紙ファイルが出てきた。

アルハンブラ宮殿の絵は、水彩画のコピーだったが、写真とは違う味わいがあるもので、う~ん、これが持ち帰れたら最高だわ笑い と思わずにはいわれなかった。
期待を抱きつつ、表の説明の英語を読むと、解釈の余地がありそうな表現で微妙なニュアンス・・・
私の英語力の限界を感じて、あきらめかけてると、スペイン語、フランス語に並んで、
日本語で”旅の記念に”と書かれているのが目に入った。

日本人客が多いのね、と思いつつ、
この表現って、持ち帰って良いってことでしょはてなびっくり
と信じて、文字通り、思い出として持ち帰ることにした。

宮殿の観光中に、カメラのメディアがエラーを起こすというハプニングに遭ってしまった困ったが、
予備のメディアを取りに徒歩数分のホテルに戻ることができた。
つくづく敷地内のホテルでよかったと、その選択に自画自賛ハート

月は宿泊客しか入れないという庭園や、人気の少ない宮殿内をお散歩するという目的を達成できて大大大満足びっくり笑顔
さすが一番人気のパラドール!
この旅一番の贅沢に、寝る間も惜しんで満喫した。

次は最後の地、バルセロナ!
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