♪Palermo

2006年08月15日01:48Palermo-10
いよいよ1週間を過ごしたシチリアとお別れだ。

8時40分発のフェリーの乗ろうと、少し早めにホテルを出て港に向かった。夕日夕日に染まる港はとってもロマンチックで、時間まで港内で時間を潰した。
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それにしても人がまばらだ。
待ち合い室のような案内のあるカフェテリアスペースは人が時間が迫っても人がいっぱいになって来ない。
なぜはてな確かにナポリ行きの船は港に泊まっているのに・・・。
それに乗船案内は30分前になっても無いし、そもそもどっから乗るんだろう。
てっきりに甲板から乗るものとばかり思って、二階に上がってみたものの店は既に閉まっていてそこには人気はなかった悲しい

何度も港内に出ては散歩をしてると、船のお尻に人や車が集まっていた。
もしや・・・はてな落ち込み
やっと車両の入り口の脇にエントランスを見つけることができたクラッカー
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受付でチケットを見せると、カードキーを受け取った。
広い船内を部屋番号を頼りに自分の部屋を探した。ほんとに広い!
エレベーターを登りやっと着いた私の部屋は4人部屋で、私は最後の一人だった。
既に3人の女性が各自の場所に荷物を広げていた。
6畳くらいの広さの部屋には、二つの二段ベッドと、荷物置き場、ユニットバスがあった。
私は空いているベッドの上段に荷物を置いて、カメラと食料と小銭を持って狭い部屋を出て、広い船内の探検に出た。
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船内の地図では10階層くらいになってて、私の居た部屋は上から3番目。エレベーターが無ければ探索も楽ではない。
レストランはもちろん、映画館、遊技場、図書室などが装備されていて、事前調査のとおりの優雅な気分にさせてくれる。
ただ、女の一人歩きは周りが放っておいてくれないので、海を眺めながら夕食を取ることにした。メニューは船に乗る前に買ったオレンジ、ビール、サンドイッチだ。
甲板のベンチで一人、遠くなっていくパレルモの明かりを見ながら食べた。夜風が気持ちい~~流れ星
時折家族連れやカップルが、甲板にふらふらとやってきてはとおり過ぎて行った。

部屋に戻ると真っ暗でびっくり幽霊私の部屋はまだ零時前だというのに既に就寝タイムに入っていた。
真っ暗な中、カメラの液晶を頼りに荷物から着替えを出してシャワーを浴びた。
音を立てないようにと、生涯で一番を気を使ったシャワーだったに違いない。

明日はナポリの港からカプリへ向かい、いよいよ待望の青の洞窟だ。考えるだけでわくわくドキドキ大してきた。
うとうと、としても、人の気配で目が覚めてしまう。
私ったら夜の火事で逃げ遅れないタイプなのよね・・・落ち込み

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がやがやと人の声がして、目が覚めると、カーテンが開いてる小さな部屋の窓から上りかけの朝日日の出が見えた。
船はナポリの港に着いていた。




次はいよいよカプリ編です
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2006年08月14日23:10Palermo-9
昼過ぎにホテルの前で待っているとトボガンクラブ社の赤いミニバスが迎えに来た。
私の様にオプショナルツアーに参加する人達を市内のホテルからピックアップしていく方式らしい。
そんなミニバスがパレルモ郊外のリゾート施設のようなところに集められ、さらに大きなバスに乗り換えたご一行様が西にあるエリチェへ向かった。

エリチェはガイドブックには小さくしか載っていないが、タオルミーナにあるシチリア倶楽部さんに勧められてこのツアーに参加した。
今はトラパニからロープウェーでも行けるらしいが、少し前まではバスで行くしかないという旅行者泣かせの場所である。
日本人の参加者は私の他にはいなかったが、イタリア国内、その他ユーロ圏内からの参加者がバスの席を埋めていた。
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エリチェは山の上にある小さな町だが、眺めは素晴らしく、トラパニの町やティレニア海が眼下に広がる、
はずだった、天気が良ければ・・・。
その日はあいにく曇って雲いてなかなかクリアな視界での絶景を見ることができなかった。
でもどうしても美しい眺めがみたくて、粘って粘ってやっと彼方に見えた海はやっぱり青かった。
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エリチェを下って向かったのが、セジェスタにあるエンタシス風の神殿。
まさかこんなところでこんなに保存が良い神殿にお目にかかれるとは思ってなかったけど、数日前に行ったばかりのアグリジェントを思い出してしまった。
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夕日を浴びた神殿はロマンチック度200%、と後ろ髪引かれる思いで私達が帰りがけた時、数台の車が連なってやってきた。

なんと!この神殿で挙式をするらしい
幸せなカップルドキドキ小達が、神父さんや参列者と共に丘を登って来た。
なんて素敵なの~~拍手
夕日は最高の演出家だ。
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高校野球がただでさえ暑い夏を更に暑く炎してます太陽
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2006年08月13日23:46Palermo-8
モンレアーレへはノルマン王宮近くのPiazza Indipendenzaからバスバスに乗ること約30分。
ただ時刻表どおりにこないバスを炎天下太陽で20分は待った上、ドゥオモの看板が見えた頃、道路が工事中で終点手前から徒歩だったことを考えると、所要時間は裕に1時間は超えていた。

やっと辿り着いたドゥオモは、多くの人でにぎわっていた。
特に祭壇にあるモザイクのキリストの前は、少しでも間近に見ようとする人が順番待ちをしていた。
でも、壁面や柱も派手なモザイクに負けてなかった。
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ドゥオモは無料でも、お目当ての回廊つきの中庭は、しっかり6ユーロもかかった。
ただの中なのに?とガイドブックの表記4.5ユーロ以上の値段に一瞬躊躇したけど、その値段分は楽しもうとドゥオモ以上の時間をかけて、この不思議な空間を楽しんだ。
実際花火のような色とりどりの円柱を見て周るだけでも楽しかった。
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帰る前にもう一人のキリストが見たくてバス停に行く前にちょっと寄り道をした。
坂の途中にあってちょっと分かりにくかったが、見つけてみると確かにガイドブックの写真の通り。
マヨルカ焼きとはイタリアらしい。
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帰りのバスは時間が正確で、きっちりPiazza Indipendenzaまで連れてってもらえてよかった笑い

ペンギン 9月のスペイン旅行のためにお盆休み無しで頑張ります
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2006年08月10日23:56Palermo-7
パレルモには幾つか大きな市場がある。
サン・ドメニコ教会の脇の細い道を抜けるとヴィッチリア広場に向かった。
幾つかある市場の中でも一番大きな市場だというが、思ってたよりも小さな市場で、人も多いとは言えない感じ。
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日曜の昼間はこんなものなのだろうか。
残念ながら、色とりどりの野菜や果物、見たこともない魚、には出会えなかった。

ここもパレルモはてなと思わず自分の目を疑いたくなってしまった。
ティレニア海に面したフェリーチェ門の先は、まさしく南国風ハイビスカス
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ベンチもあって散歩やジョギングには絶好のスポットだ。

その海側の近くにあるマリーナ広場。その中心にあるのがガリバルディ庭園だ。
そんなに大きくはない公園だが、大きい樹があちらこちらにずっしりと生え育ち、大きな日陰を作っていた。
南国で育つとここまで大きくなるのか・・・クラッカーと思わず関心してしまった。
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公園の周辺は大木のおかげで気温が少し低く気持ちが良い。暖かいから大木に育ち、その大木が日陰を作り気温を下げる。
自然の仕組みはなんとも上手くできているものだ。

ペンギン パレルモ編も既に後半です!
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2006年08月09日23:57Palermo-6
パレルモの市内には観光名所としての教会がたくさんある。

パラティーナ礼拝堂でモザイクに感動した後に向かったのは、サン・ジョバンニ・デッリ・エレミティ教会。
赤いドームが目印のこの教会に訪れたのが日曜日だったのでなんと入場無料お金
小回廊の庭園から見あげた教会は素敵。
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ローマ通りに面した一際目立つ教会はサン・ドメニコ教会。ヴッチリア市場の入り口にもあたり、滞在中には何度も前を通った。
なんといってもバロック様式の外観がと~っても美しい。
光るライトが夜はまた違った雰囲気をかもしだしてくれる。
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旧市街の中にあるこのジェズ教会は、ちょっと暗めの狭い道を通りるので、教会がなければまず通らない道の奥にある。
この日は日曜日だったからか、このジェズ教会のほか、次のマルトラーナ教会で結婚式に3度も遭遇した。やっぱり休日は結婚式が多いのね。
いずれの教会も入り口が開け放たれてるいて、結婚式の案内も無く、制限も無い。ただの観光のはずが、パイプオルガンの音譜面が聴こえて来ていきなり入場が始まる結婚式の参列者になってしまった。
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ここは教会ではないサンタ・チータ祈祷堂。でも実はパレルモに数ある芸術作品の中でも一番素晴らしいと思ったのがここの壁面彫刻、パレルモ出身セルポッタの『レパントの海戦』鐘
分かりにくい入り口を入ると、人気がない一階を通り二階の祈祷場へ。そこには10メーター超はあると思われる壁面一面の素晴らしい壁画が!
予想以上のこの迫力は、分かりにくい入り口を見つけた甲斐があった笑顔
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写真ムービーを撮ってはいけないことに後で注意を受けてる人を見て気付きました落ち込み
彼の署名代わりの金色の蛇を探しましょう。

ひそかにタオルミーナのウニパスタの美味しいお店情報が噂になってるようですラブ

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