2009年02月

2009年02月27日01:48芸術三昧-4 プラハオペラ座
開演7分前走る
やっとオペラ座に到着した。
写真から想像してたよりもコンパクトなそれは、思ったよりも過度な派手さキラキラは無いのが第一印象で、劇場らしい劇場だと感じた。
img20090227.jpg

ウェブパソコンチケットを提示して、1Fの席に向かった。
A4サイズの紙には、9列目215 850CZK と書いてある。 
その席は、舞台の正面が見える、今回の旅行では、一番良い席だ。
期待していた「白鳥の湖」を、こんなに良い席で、時差ぼけと戦いながら見ることになるとは、自分の体力と気力への挑戦だ力こぶ
何しろ、バレエを始めて一年半、週に1、2回程度のレッスンを受けてる私は、本格的なバレエ鑑賞は今回が初めてクラッカーなのだ。
私には跳べないジャンプ、私には回れないピルエット、私があこがれる肉体美をたっぷり堪能できるかと思うだけで、表情が緩むのが分かる音符
img20090227_1.jpg

振り向くと、斜め後ろにiruka魚さんが居た。
同じ頃に旅行の準備を始めて、チケットを予約したので、取れた席も近いのだ。
それに、一人の席というのは、稀に思いもがけない良い席が残っていたりすることがあるので、
これも一人旅の特権なんだと、両隣に座ったカップルを、うらやましく思わないことにした。

ああぁ、2月が終わりますが、今年の冬はいつだったの?と思うほどの気候ですね。もう紅梅のピンクが目立つようになってきました
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2009年02月09日00:03芸術三昧-3 プラハオペラ座
一人旅なのに一人でないという安堵感+お店のゆったりとした雰囲気に、二日目にして、私はプラハのカフェですっかり落ち着いてしまった。

美味しいビールジョッキと料理を味わいつつ、irukaさんと、お互いのチェコでの過ごし方を話しあう。
irukaさんとは、チェコでは、プラハ⇒チェスキークルムロフというルートが一緒だ。
舞台鑑賞好きの二人は、明日の夜もブラックライトシアターで、芸術三昧第二夜を一緒に過ごすことを決めていて、チケットは二人ともネットパソコンで購入済だ。

今までの私の数少ない海外旅行で、4人で一緒にバリに行き、連日現地集合現地解散というプランはあったが、現地で気のあった人と、気のあったものを見て一緒に過ごすというのは、初体験びっくり
一人旅で寂しい食事タイム料理を、楽しい時間笑顔にできるのが、その最大のおまけだと思う。

いつの間にか時計は18時半を回って、開演20分前。
いくらここから目と鼻の先の距離とはいえ、少しゆっくりし過ぎたようだ。
少し無愛想な店員さんに社会主義国だった過去を見出しつつ、手早く精算をできることを期待しちゃいけないと言い聞かせた。

ヴァーツラフ広場からまっすぐに伸びる道を、国立博物館Narodni muzeumまで直進し、その前を左折するとそこがオペラ座譜面だ。
国立博物館の前まで来て、車の通りが激しい道路の向こうにあるオペラ座に行くには、信号信号待ちを二回する以外には無いように思えた。
img20090209.jpg

時計をちらりとみつつ、irukaさんと二人で信号信号待ちを我慢する。青の表示とともに、信号を渡り、オペラ座へ続く芝生を歩きだすと、警備員宇宙人らしき人に止められた。
『えっ、なんではてな』って思ってると、方向転換をしろ、のジェスチャーにしか見えないしぐさ。
その先には、道路の向こう側を、オペラ座に向かって歩く人たちの列足跡が見える。

オペラ座への唯一に思えた道は、近道でもなんでもなかった。
オペラ座には、その向かいの地下道をくぐって行くルートが唯一の入場ルートだったのだ。
まさしく”急がば回れ”落ち込み
この時に、私の腕時計は、開演時間10分を切っていた。

早いものでもう二月です。楽しみは逆チョコ?!
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