2007年03月

2007年03月28日00:25芸術家達の情熱!-16 カサ・バトリョ
MAX滞在時間は15分。
果たしてどこまでたどり着けるか、どれだけ堪能できるか?!

日本語のイヤホンに導かれるように、玄関ホールから順路は始まった。
長く丁寧な説明を聞きながら、螺旋の木製階段を昇って二階へ向かう。

二階にはガウディらしい生き物のような曲線を多用した個性的な部屋が続いていた。
なかでもキノコの形の穴に、壁に埋め込まれるように作られた椅子には、びっくりカエル
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椅子から見える風景はどんなかしら?

木を使って丸みを帯びた壁や天井は、
さっき訪れたばかりのグエル公園にあったガウディの家と印象が重なっていた。
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キノコといい、歩き回ってお腹がすいているせいか、天井がソフトクリームアイスに見えてきた。
外観からは『骨の家』と呼ばれるカサ・バトリョは、実は食べ物がコンセプトにあったりしてウインク

テントの支柱のごとく天井を支える二本柱の先には、バルコニーが見えた。
今はネットが張られているが、明るく開放的なバルコニーでは、ちょっとしたパーティが開かれていた様子が想像できる。
ここなら昼でも夜でも素敵な時間が過ごせそうだ。
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もっと楽しみたいけど、時間はとっくに15分を過ぎている?!
さぁ急いで、BALCELONETAの駅へ走る
美味しいパエリアごはんと、ドミトリーで知り合った日本人と韓国人の友人帽子が私を待っている。

残すところガウディもあと一回。3泊4日のうち、実質2日で巡り巡りました。一番の感動は、もちろん一番の長編サグラダファミリアです!
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2007年03月19日00:14芸術家達の情熱!-15 カサ・ビセンス
カサ・ミラに行くべきかはてな、カサ・バトリョにすべきかはてなびっくり
思った以上にグエル公園を楽しんでしまったつけで、地下鉄電車の電車の中で、どちらか一つを選ばなくてはならなくなった。
それもパエリアを食べるためBALCELONETA駅での待ち合わせ時間を考えると、15分が限界だ落ち込み
ここまで来たら、と思い、カサ・ビセンスまで足を伸ばしてしまったのも、こうなってしまった原因の一つだ。

LESSEPS駅を過ぎて、それはすぐに見付かるはずだと思っていた。
なのに、地図を見ても方向感がいまいちつかめず、通りすがりの人に聞いても、知らないようだ。
またまたうろうろすること数分。やっと辿り着いたガウディが初めて手がけたという住宅は、さながら不思議の国のアリスの様。
グエル公園のお菓子の家に比べれば大人しいけど、人が住むには十分アーティスティックだ。

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GRACIA駅で降りて向かったのは、カサ・バトリョ。
チケット売場の列に並んでみたものの、値段を確認すると、なんと音声ガイド付きで、16.5ユーロびっくり
ガイドブックの値段と違うじゃん!!1ユーロ=150円で換算すると、約2500円びっくり
なんだこの値段ははてなびっくりと目を疑ってしまった。

でもここまで来て、迷うことはないし、迷ってる時間も無い。
何といってもガウディを楽しむのが目的なのだから。
とはいえ、最終日、なくなく少ないユーロから支払いをし、日本語ガイドつきのヘッドフォンを借りて、いざ。
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お待たせしました。とうとうガウディシリーズもあと二回です
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2007年03月02日01:11芸術家達の情熱!-14 グエル公園5
公園内には、ガウディが生前住んでいた家が博物館としてされていた。
ここは、サグラダファミリアで買った共通券で入れるので、時間が無いなりにも、行ってみたかったのだ。

大きな公園の中にある割には、彼の家は思ったよりもこじんまりとしていたが、遠目にも目立つなんともいえない綺麗なピンク色!
建築家の家、というより、メルヘンチックな少女が住んでいる家のようだ。
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でも建築家としてのガウディの部屋って・・・やっぱり普通の人とは感性が違う。
彼のデザインした家具や愛用していた品などが展示されているのを見ると、彼のイマジネーションには枠が無いのだと感じる。
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というより、彼にとっては大きな家も、小さな家具も、同じように想像を尽くす創造物なのかもしれない。
大きいのも小さいのも、いずれも不可思議な形なのに奇妙な調和をしていて、細部に至るまで手を抜いてはいないのだから。

数時間過ごしたグエル公園を去る時には、お菓子の家がお見送りをしてくれた。
入り口に向かって右側が門番小屋、左が管理事務所になっているが、ディズニーが感銘を受けたというのも納得。
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ケーキの上に乗っているのを想像して、お腹ごはんがすいてきた。
今日はドミトリーで知り合った人たちと、地元で有名なパエリアの店にランチに行く予定なってる。
そろそろお昼が近いなぁ、と思いながら、半日過ごしたグエル公園を後にした。

他に紹介したいものもいっぱいあるけど、こうなったらとことんガウディの情熱を語りますよ。
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