2005年10月

2005年10月28日23:23Taormina-4 カステッロ
昨年の南米旅行の時のように、旅行前のエクササイズ走るをしなかったことを、階段を登り始めて直に後悔した。
タオルミーナ3日目は、天気は曇り雲だったものの、早朝に雨雨が降っていたせいか湿気を含んだ空気が、じわ~っとした汗汗をかかせていた。
img20051029_4.jpg地図を見るとくねくねに曲がっている道が、高台にある城壁の方まで続いている。

でも昨年のワイナピチュ登山に比べれば、標高は2000メートル以上低いし、坂のカーブもずっと緩やか。
昨年よりひとつ年齢を重ねていても充分楽勝で行けるはずだ、と自分に言い聞かせて、タオルミーナの眺望を楽しみにカステッロを目指して階段を登り続けだ。

中間点を過ぎた頃、頂上はまだ先なのに、私の少し前を登っていた外人さんが下りてきた。変だなぁと思って見ると目が合った。複雑な表情で一言、”today is close”

え?音量 

私の聞き間違いだよね?!


哀しいことに、その程度のヒアリングはできていたらしい悲しいimg20051029.jpg
階段の上にある門に鍵がかかっているのが見えた。
なんで閉まってるって、階段を上る前に入り口に掲示してくれなかったの?!! 怒り
急に足足跡に重さを感じた。

しかたなく狭い階段の上で、精一杯背伸びをして少しでもと高台からの写真を取る。曇っていても海は青く遠くの方まで見渡すことができた。

でも、でも、でも・・・・・・・・と、ここでも思わずにはいられないよ
img20051029_3.jpg


更には、海とは反対側に目を移すと、ここよりも高台にあるカステルモーラが見えた。そこまで行けば更なる眺望が待ってることは分かっている。img20051029_1.jpg
でもこのセカンドステージに行く時間も体力も既になかったのでした・・・落ち込み







ガイドブックにはゆっくり登ればたいしたことないとのコメントがありましたが、見くびるとちょっぴり後悔するかもしれません。角度はたいしたことないものの、緩やかな階段が長く続いていて、途中の坂で一休みしている人に何度か遭遇しました。
眺望のためには、心と体の準備をしてから登り始めましょう。
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天気太陽がよければ尚良し!です。

                        ペンギン please
2005年10月25日01:58Taormina-3 ギリシャ劇場
いわゆる”観光”が多くないタオルミーナにおいてギリシヤ劇場はもっとも”観光”といえるところだと思う。
劇場の古くてしっかりとした作りを見て、そこからのイオニア海やエトナ山を望む景色を楽しんだりするだけでなく、
夏の夜は今でも実際の劇場としても使われているという。
シチリアにはここ以外にも円形劇場は幾つかあるが、今でも使用され、見ても観ても味わうことができるのは、他にあるのだろうか?
ちなみにこの夏のプログラムはこんなでした。結構すご~い拍手 私でも知ってる人が出てました

2005_0921_100332AA.jpg
ここへは、メッシーナ門近くのコルヴァヤ館から歩いて5分程。地図で見ると近いようですが、眺望の良い高台にある円形劇場まではゆるやかな登り坂になってます。
この坂には両脇に陶器のお皿や仮面が売っているお店が並んでいるので、買い物好きは帰りのことを考えて、所要時間を多めに取っておきましょう。

現地旅行会社『シチリアクラブ』さんの情報によると、朝10時までに行くとエトナ山を背景にした円形劇場が見れるとの話だったので、早起き?して行きましたが、残念なことにタオルミーナ三日目は薄曇で、その眺望は望めませんでした。
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自称”晴れ女”としては悔しい限り・・・。ただ、イオニア海を望む眺めは曇っていても素晴らしい。晴れていたら、もっと素晴らしかったに違いない・・・う~ん、やっぱり悔しい悲しい
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ガイドブックには入場料4.5ユーロとありますが、実際は25歳以上は6ユーロ、25歳未満は3ユーロでした。見た目年齢25歳以下の人は、5ユーロ出して試してみましょう。ちなみに私は”これじゃ足りない”と言われちゃいましたけど・・・落ち込み

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2005年10月20日09:03Taormina-2 海
コバルトブルーの空、エメラルドグリーンの海、ガイドブックや、『FIGALO』からタオルミーナとはそういうものだとイメージし、期待してた。2005_0921_170821AA.jpg
真夏とはいい難い9月末のタオルミーナは、白い雲と水色の空がなんとなく”天高く馬肥ゆる秋”をイメージさせ、イソラ・ベッラやマッツァーロの浜辺にもデッキチェアの白さが目立ってた。
でもでもでも海はやっぱりキラキラしたエメラルドグリーン!泳ぎが苦手な私はイソラ・ベッラまで浅瀬を歩き、ボート上でダイビングをする人たちを待って、足を水にちゃぷちゃぷ泳がせているのが精一杯。
なのにしっかり日焼けはするし、眩しっっキラキラ
人並みには海を満喫したのでした。
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ボートに乗るなら夕方は止めましょう。観光を終えて4時過ぎに行ったら『DOMANI(明日)』と言われてしまいました。
あと、海へは地図を片手にメイン通りから徒歩でも所要時間20分ほどで行けますが、イソラ・ベッラやマッズーロの海岸へ降りる道が少々分かりにくいです。危うくホテルの敷地へ迷い込んでしまい、右往左往したおかげで海岸へ着いたのが4時過ぎてしまったのです。方向音痴を自認し、かつ時間を節約したい方は、Funicolare(ケーブルカー)で行くとマッズーロの海岸へは直です。
2005_0923_113140AA.jpgここにも青の洞窟がありますが、入り口が大きく入りやすい分、明暗のコントラストでは後に行くカプリのそれには敵いません(私見)。でも百聞は一見にしかず、比べるために行ってみると良いでしょう。

『もしかして○○さんですか?』と私を親しげに呼んでくれた海辺で会った日本人ダイバーのヨーコさん。まさか読者さんでしょうか???

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2005年10月17日16:45Taormina-1
新婚旅行で行った友人高橋曰く、『また行きたい』、シチリアクラブ(現地手配)広瀬さん曰く、『日本の様に安全』、ガイドブック曰く『世界中の人たちの憧れのリゾート』、私が思うタオルミーナは、何だったんだろう。
ホテルには4泊したものの、初日は夜に着き、中二日はバスツアーに参加したので、過ごした時間は実質1日半。満喫したとは言い難いが、メインどおりの東のメッシーナ門から西のカターニャ門まで全長1キロ足らずのこの小さな町には、ぎゅ~っといろんな要素が詰まってて、買い物、食事、海、観光、ホテルライフ、今日の気分で予定を決められる  の様な街だと思う。
私が出会ったオーストラリア人のアリーは3週間ここで過ごすという。治安も良いし、ナンパも無いのに、海、空、人がやっぱりイタリアな感じが、女一人で過ごすリゾート地としては悪くない。
っていうか、他のいわゆるリゾート地を知らないけど、お勧めでしょいちご
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                                 ペンギン please
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2005年10月10日19:05行ってきました~!
無事に10月2日に帰国してから早一週間経ちました。大きなトラブルも無く日程どおりに帰ってくることができました。
渡航中もブログを読んでくれていた皆様ありがとうございました。現地では日本語環境のPCを見つけることができず、現地リポートはできませんでした悲しい
でも、行く前のイメージ旅行とはやっぱり違う本場の空気や人々、現地で感じたこと、ガイドブックとは違うところなどを、日々UPして行きます。あっ、もちろん写真付きで。今回はデジカメ写真を800枚、デジビデ60分×4本の旅記録がありますので、リアルにリポートできると思います。ここが聞きたい、ここについてもっと詳しく知りたい、などお気軽にお寄せパソコン下さい。