2006年10月15日22:38芸術家達の情熱!-1 ゲルニカ
私にとってのスペインは単なる『情熱の国』ではなく、『芸術家達の情熱炎の国』びっくり

その情熱を感じたのは、マドリッド二日目。
セゴビアの現地ツアーから帰ってきて向かったのは
ソフィア王妃近代芸術センター学校
平日は21時までやっている観光客にはと~~っても有難い美術館だけど、火曜日休日は要注意注意
気がつかなければ明日の朝ソフィア王妃近代芸術センター前で泣くところだった悲しい

お目当てはなんといってもピカソの『ゲルニカ』
入場したのは19時過ぎでも、閉館までは二時間弱。
これだけあればと、心は『ゲルニカ』にはやりつつも、
人もまばらな館内で、
ピカソの作品が充実したフロアをじっくり見ていた。

いよいよ次の部屋には待望の作品が!
覚悟をしていたが、その衝撃ハート矢は予想以上のものだった。
広い部屋に、壁一面の『ゲルニカ』ドキドキ大ドキドキ大ドキドキ大

最初はその絵の大きさにただびっくりした。
少し距離を置き、ゆっくりと後ずさりをして、その全体を壁際から眺めてみる。
それでも全体を一時に捉えるのは難しい絵だったが、
ふいに泣きたくなるようななんとも言えない悲しみに襲われた。
壁一面から発するピカソのメッセージを受け取った瞬間だった。

美術鑑賞が好きで、あちこちの美術館巡りをして、
この歳になって初めて分かった気がした。
感動する、心を動かされる、というのはこういうことなのだと。
何年もの時を経て、ピカソの思いが伝わって来るのを確かに感じた。
まさしく天才ピカソ、心の中でつぶやいて、
『ゲルニカ』から目を離すことができず、
その場所から動くことができなかった。

二時間の内、半分もじっくり鑑賞できなくて残念落ち込み
今度は半日くらい座り込んで、どっぷりと浸ってみたいものです。

ゆっくりでもその情熱太陽と感動キラキラを伝えて行きます
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